アホイ!は、去る2024年10月4日〜2025年3月16日まで天王洲 WHAT MUSEUMで開催されている美術家 奥中章人さんの「Synesthesia ーアートで交わる五感ー」展の制作・運営に携わっています。
この作品は、展示室一杯に設営された、直径約12mの巨大なバルーン状の彫刻作品を、鑑賞するだけで無くその内部に入ることで、虹色に輝く作品に内包される体験が出来る体験型の作品です。
これまで「空気と水と光」を題材に巨大な作品を制作し、鑑賞者の感覚を揺さぶる体験を生み出してきた奥中さんがこの作品に込めたのは、自身が大切にしている「共感覚」(タイトルにもあるSynesthesia-シナスタジア)ということ。内部にある水枕に寝そべって、他者の動きによって引き起こされる動きを水面を通して感じたとき、この言葉の意味を実感できる作品となっています。
会期中には、「ぴちゃぴちゃ水枕を作ろう!」、「ミュージアムの裏側を覗く」作品修復見学&特別ガイドツアー などワークショップや休館日の美術館を体感するツアーなども実施されました。併催されているT2 Collection「Collecting? Connecting?」展もお見逃し無く。