アホイ!は、去る2024年4月13日(土)〜 29日(月・祝)に開催された、第8回横浜トリエンナーレと連携した屋外アート展示企画、久保寛子さんの「ハイヌウェレの彫像」(2020年)の制作・運営に携わりました。
この作品のモチーフであるハイヌウェレとは、殺されたその体から食物が生まれたとされるインドネシアの神話に登場する女神で、巨大な断片化された彫像として「土」を用いて制作することで、雨や日光や風の影響を受けて時間とともに変化することを敢えて受け入れた上で、その空間や土の表情を直接身体で体感して貰いたいという作家の思いが込められています。
会期中には、実際に土を触りながら制作をするワークショップや、久保さんと神話学者の平藤喜久子さんとの対談なども実施されました。